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特集1「まなびや」新校舎レポート

「まなびや」とは、
2005年
東京楡の会の
テーマです。

現在、北高では
新校舎が建設中
です。
その模様を写真
にて
レポートします。

写真レポート
こちら


北海道立札幌北高校新校舎の取材
by 北高26期 神原 英子(札幌在住)
2005年2月
河村教頭先生と神原(26期)

写真レポートはこちらから

北高までの通学路 写真レポート<1> 写真レポート<2>
新校舎の内部など 写真レポート<3> 写真レポート<4> 写真レポート<5> 写真レポート<6>
旧校舎の内部と周り 写真レポート<7> 写真レポート<8> 写真レポート<9>


  昭和51年3月に卒業して以来、高校には行っていない(はずの)私が北高新校舎の取材をすることになりました。
実に29年ぶりの再訪です。昭和50年の新校舎が現校舎で、それがたった30年で
旧校舎になるのだということを考えると、当時の自分からは想像もできない年令になったなぁという感慨ひとしおです。
ちなみに同窓会に出席している26期は、女性はほとんど風貌が変わりませんが、男性は変わらない方と
変わった方がいろいろです。でも、中年?になってから同窓会で会うのは、仕事とか家庭がのりきっている頃なので
おもしろいです。気概さえ変わらなければ昔の風貌なんて気にしません。
昔はこわくて話せなかった人とも話せておもしろいです。

慣れない取材活動のため、まずは「庁立・北高会だより第7号」(平成14年6月1日)の記事を頼りに
発行元の財団法人庁立・北高会事務所「ノースエイム」を訪ねました。ロビーには建設中の新校舎の
校舎完成予想図が飾られ、2Fには古い写真や小さなだるまストーブが展示されていました。
ノースエイムは施設の会議室を有料で貸したり、会誌を発行したりしています。
そこで、昭和57年7月発行の「写真集 庁立高女札幌北高80年」や、平成4年9月発行の
「北高90年」を拝借しました。庁立時代からの古い写真や、庁立や北高の歴史がわかる興味深い本です。
事務の方から、新校舎の取材には札幌北高の教頭先生が工事とりまとめの責任者であることを伺い、
河村教頭先生に新校舎の取材を申し込みました。

平成17年2月、久しぶりに札幌地下鉄の北24条駅に来ました。2月は取材で3回ほど北高を訪ねました。
北24条の繁華街より1本北に入った道を一路西へと北高へ向かいました。北区区民センター、北区警察署、
北区消防署、小学校、幼稚園、高層マンションなど、当時からあった建物や新しくできた建物を、
旅人気分でながめながら北高へ行きました。
北高の東横には昔、聾学校があったのですが、今は北高の西側に移動していました。
今、北高の東横には高層マンションが建っています。目の前は広大な空き地でしたが、
そこにもマンション群が建つ予定のようです。違わないのは東西の道の奥に見える手稲山くらいでしょうか。
通学路の写真はこの北高26期のホームページで紹介されています。)

取材におつきあいいただいた河村教頭先生は平成16年4月に帯広柏葉高校から転任されたかたでした。
親切にいろいろなお話をしていただき、新校舎の工事現場も取材最後の日に見学させていただくことになりました。

昭和50年に建築された北高の現校舎は築30年の役割を平成17年8月にできる新校舎西側部分に
半分だけゆずり、残り半分を後1年なんとか維持しながら新校舎東側部分の建設が終了する予定です。

「庁立・北高会だより第7号」(平成14年6月1日)の記事によると、平成14年6月に工事が始まり、
平成15年8月には新校舎西側部分、平成16年8月には新校舎東側部分ができる予定でした。
埋蔵文化財の発掘調査関係で実に2年もの校舎建築の遅れが出ていますが、
札幌市市民局生活文化部文化財課の遺跡発掘調査の報告書である「平成15年度業務実績報告書」
(平成16年3月作成)によると「校舎建築工事は7月入札,8月着工の計画であったが急遽延期し,
校舎改築に係る約3,500uについて,平成14年度に約500u,平成15年度に約2,000u,平成16年度に
約1,000uを対象として本発掘調査を実施し記録保存」という経緯があったようです。
遺跡は、近世?擦文時代、続縄文時代、縄文時代の大きく3つの時代が層をなしており、
土器や石斧などが出土しています。

北高敷地内の2/3ほどが発掘調査対象となっており、調査計画は平成24年におよび、
部分的に発掘して部分的に建設するといった感じで新校舎の建設が進んで行きます。
現校舎がある部分は現校舎を建設時に調査終了していたのか、発掘調査不要範囲となっていますので、
平成17年11月から行なわれる予定の新校舎東側部分の建設工事は(遺跡がさらに発見されて)
遅れるということはないでしょう。

平成17年3月 現在の今後の大まかな建設予定は以下のようになっています。
平成16・6〜平成17・7
 生徒玄関及び校舎中央より西側部分建設(17.8一部移転)
平成 17・11〜平成 18・8
 現校舎管理棟・特別教室等解体、新校舎中央より東側教室棟建設
平成 18・8〜平成 20・3
 現校舎東側教室棟解体、新第2体育館建設
平成21年
 陸上競技場整備工事

校舎の位置は現在の建物より西側に移動します。そのため以前から陸上競技場であった場所も校舎の敷地に
なっていしまいます。図1は南東側から見た校舎完成予想図です。
手前に第2体育館、手前奥に第1体育館、西側に上空から見ると「北」の文字をイメージした校舎が
翼を広げています。


図1 校舎完成予想図 

南側は普通教室中心で、北側は実験室、家庭科実習室、芸術系教室など特別教室があります。
普通教室は合計28教室になリます。いずれも窓が多く、とても明るい雰囲気の校舎となります。
今年中にできるのは西側の9教室と特別教室だけなので、新校舎に入れるのは3年生だけです。

生徒玄関は南側中央にあり、段差のないバリアフリー型の造リになリます。
生徒玄関を入ってすぐの中央部分には四階まで吹き抜けとなった生徒ホールが設けられます(図2)。
ホールの壁面には、6期卒で東京芸術大学教授福井爽人氏による百年記念絵画を、
セラミックアートに加工したものがあしらわれます。
残念ながら、吹き抜けのアトリウムおよび生徒ホールは来年まで完成を待たなければなりません。

北側中央の3階には図書館が設けられます。平成17年7月完成の西側部分では司書室だけが完成し、
図書室は来年まで現校舎の図書室を利用することになります。


図2 玄関中央のアトリウム 

図3〜6に新校舎の各階の見取り図をまとめました(コピーからおこした図なのでちょっと本物よりラフです)。
中央部分は生徒玄関部分とその上部だけが作られ、それ以外の中央部分と東側部分の工事が
平成18年の夏まで続きます。
4階中央部分に「屋上テラス」などがあり、西側部分と東側部分を結ぶ廊下は光をふんだんに
取り入れた解放的な雰囲気です。ここは、今年8月には利用できるようになるので、憩いの場となることでしょう。
ちょっと秘密めいた魅力を感じるのが、4階にある全日制生徒会室です。3階屋上に出られるベランダ窓があり、
たまり場になりそうな雰囲気があります。
(寒い冬に館内でストーブをがんがん焚きながら工事を続けてる様子をデジタルカメラで撮り、
この北高26期のホームページに掲載しています。)

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図3〜6 新校舎の各階の見取り図

 平成14年度からスーパーサイエンスハイスクールに指定され3年間予算が付き、
実験設備の拡充もされているようです。未来の科学者が育つすばらしい環境が整えられつつあります。
現役時代には気にもとめませんでしたが、北高訓「寛容、進取、良識」はとてもよい教えだと思います。
これからの北高生たちが自らすばらしい人生を築くことができるよう、新校舎で勉学およびスポーツに勤しみ、
友との友情を深めていただきたいと思います。


図7 新校舎の生徒玄関のイメージ図


 
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